CAmiDion3号機用386小型アンプ

先日完成した CAmiDion 3号機ですが、単体に近い状態でもとりあえず音が出るようにしたい。

そこで、次のように改造しました。

圧電スピーカーの追加

一番手っ取り早い方法として圧電スピーカーを内蔵しました。

回路図も修正しました。(電子楽器CAmiDionの固定ページ参照

圧電スピーカーは1桁 kHz 付近しか聞こえず、音も小さいです。最初はコイルとトランジスタで簡単な昇圧回路を使って試してみましたが、消費電流の割に音質がいまいちだったのでやめました。

代わりに、PWM 出力から直流カット用の10μFのケミコンを外し、さらにローパスフィルタを調整しました。

WaveSpectra で波形をチェックし、のこぎり波や矩形波の鋭角になる部分の「ヒゲが抑えられ、かつ丸まり過ぎない」ように調整しました。その結果、0.22μF だったコンデンサを 0.033μF にするのが最適だと感じたので交換しました。

これで、圧電スピーカーでもちょっと耳を近づければ聞こえる程度まで改善され、何もつながなくてもとりあえず小さい音は出るようになりました。

小型アンプの製作

しかし、これでは物足りず、かといってポーチに内蔵したアンプでは面倒なときもあります。

そこで、オーディオジャックに直接差せるスピーカー内蔵小型アンプ(386 IC使用)をフリスクケースに詰め込んでみました。小型化したかったため、次のように作りました:

  • 386 IC は余分な足をカットし、すべて空中配線。部品は最小限。
  • 手で回せるタイプの半固定抵抗を手持ちのジャンクパーツから探し、これをボリューム調整用にする。

小型アンプの中身

スピーカーは、昔ノートPCを分解したときに出てきたジャンクのスピーカーを使いました。この大きさならフリスクケースにも収まります。

VRは10kΩ(Bカーブ)ですが、入力電圧をかなり小さく落とさないと音が割れてしまうので、オーディオ入力に100kΩの抵抗を直列につけています。こうすると回路図上は「0 ~ 1/11 の範囲しか動かない 110kΩ VR」と等価になりますが、狭かった 0 ~ 1/11 の範囲が広がってフル回転できるので、音量調整がしやすくなります。

小型アンプのボリューム

電源は、MIDIアダプタやスケッチ書き込みのインターフェースとして使っているピンソケットから取るようにしています。

CAmiDion 3号機に小型アンプを装着

これで、コンパクトでありながら、家で使うには十分なボリュームで演奏できるようになりました。

CAmiDion3号機用386小型アンプ” への2件のコメント

    • 回路図はあまりに簡単なので自分では作ってないです。386のデータシートに応用回路が載っていて、それを参考にして作りました。

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