FabLab Kannai Night Party に参加してきた

8月24日の夜に行われた FabLab Kannai Night Party に参加してきました。

FabLabを訪れたのは実は初めてではなく、オープンした頃にFabLab鎌倉に足を運んだのが最初でした。まだCAmiDion2号機ができたばかりの頃で、これを持って田中浩也先生にも見せたりしていました。2011年5月~6月くらいの頃だったと思います。

自宅から見てFabLab鎌倉とは完全に逆方向のだいたい同じ距離に位置する横浜関内にもFabLabができると聞いて、その予定地で8月18日に開催されたニコニコ学会β夏の自由研究という観覧無料の展示にも行ってきました。そこで Night Party というのが開催されるのを知り、さっそく事前エントリーして参加してきました。

20:00からとあって、それまでは入れないらしいので、今回はゆっくり行こうということで行きは自宅から全部徒歩で行きました。出たのは16:00前ぐらいだったでしょうか。途中でゆっくり休憩しながら歩いておよそ4時間。おそらく10kmぐらいは歩いたと思います。

まず道の最初のほうですが、洋光台を抜けたとたん、久良岐(くらき)公園までは通った先で見かけた団地がほとんど全部IHIの寮ばかり。もう何回IHIのロゴを見たかわからないくらいです。新杉田にIHIがあるからこうなるのも無理はないかなーとは思いますが、それにしてもここまでIHIだらけとは改めてここはすごい所だと再認識。

久良岐公園は場所によっては蚊がいっぱいいて、半ズボンの足元を監視して片っ端から蚊をつぶさないと追いつかないぐらいの場所があって、いやになって蚊の少ないところに移動したりしました。ちなみにCAmiDionを最高音にして超音波含みで音量上げてアルペジエータを慣らしっぱなしにして蚊を撃退しようと試みましたが、全然蚊よけにはなりませんでした。

久良岐公園を抜けて笹堀まで来るとランドマークタワーが顔を出し、まもなく岡村へ。岡村といえば、あの「ゆず」の出身地だったりします。
ここを抜けて滝頭に来たところでいきなり大粒の雨がざーっと来たと思ったらすぐにやみました。

その先の中村橋へ来たあたりで、何やらダンボールでできたロボットのようなものを雨にぬれないようにビニールをかぶせながら台車で運んでいる一人の男性を発見。すごく大変そうに見えたので、もしかして…まさかこれFabLabで展示するものだったりするのかな…いや違う場所へ行くのかも知れないな…と思いつつそのまま先へ。

関内駅の前に伊勢佐木町のゆず発祥の地へ。僕がこのとき歩いた道をゆずも歩いて、ここでストリートライブをやりに来ていたのでしょうか…。

そして10分ぐらい前にFabLab関内予定地に到着
なんとY150キャラクタの「たねまる」が貼ってあり、僕が着てたTシャツも「たねまる」だったので、まるでたねまるがど根性ガエルみたいに自分のシャツから飛び出してくっついてしまったかのようww

さっそく入場。すかさずCAmiDionを首からぶら下げ、事前エントリーのリストの出席欄に○して名前シールをぺたりと貼って缶入りのビールや発泡酒などを飲む。

…とそこへ…なんと!!
さっき大変そうに台車で運んでいたあのロボットのようなものを、ここで再び見ることになるとは!!!!
実は(あとで気づいたのですが)展示物の予告ページがあってそこに載っていた作品でした。でもあのときは気づいていなくて、もし気づいていたら声をかけて一緒に行けたかも知れなかったなぁみたいな…。でも最終的には現地でお話ができてよかった。
ちなみにこれはマクロス1/700スケールの模型でした。

会場は2部屋に分かれていて、もう一つの部屋はFAB9のために世界中からやってきた外国人たちが集まっていました。で、この部屋は大音量で「クラブ化」していて、「おっぱいガンダムスタ~イル」やその他色々な洋楽で踊りまくる人たちの溜まり場と化していました。世界はフリーダムですなー。湘南の海水浴場では「クラブ化」を嫌う人がいて条例で規制を検討とかいう馬鹿げた動きもあるようですが、ここにはそんな馬鹿げたことを考える人はいなそうで、フリーダムなカルチャーを感じましたね。
CAmiDionのほうは外部アンプで音量最大にして耳元でようやく音階を認識できるというぐらいでした。クラブの大音量とはこんなもんです(3ヶ月ほど前の5/5に渋谷で行われたボカロクラブイベントMiXUSでも実感はしていましたが)。
CAmiDionでコードを弾いている光景は外国人にも注目されたみたいで何人かが英語で声をかけてきたり興味津々な様子でした。何となく聞きたいことはわかったので playing music とか musical instrument などと答えておきましたが。

それと、昨年のMaker Faire Tokyo 2012 でお隣だった benkei76477 さんも駆けつけていました。なんか自分で作曲したらしい歌を歌ってノリノリだったので聞いた感じからCAmiDionで適当にコード弾きながら見ていました。

やがて終了時間の23:00が来たわけですが、その後もなんか話が盛り上がったり、終了間際になって別の食べ物がやってきたりしてそれをいただいたりして40分くらいはいたような気が…。やはり都内と違って、これぐらい近くだと横浜発のコミュニティとして盛り上がりやすいみたいです。南部エリアの人もいたようですし、近くにもコミュニティカフェらしきものがあるときいてちょっと勉強になった気が。

今後のFabLab関内がどうなっていくか楽しみです。

CAmiDionの基板をKiCadで作る(タクトスイッチ編)

以前のブログ記事、CAmiDionの基板をCADで作ろうと模索しているが…のところで、タクトスイッチの一部をジャンパー線代わりにできない壁にぶち当たった話をしましたが、この壁を乗り越える方法が見つかりました!

回路図を描くときに、2ピンのプッシュスイッチではなく最初から4ピンのタクトスイッチを定義しておいて、具体的にどのピン番号とどのピン番号をつなぐ、っていうところまできちんと回路図に明記しておけばよいのです。

CAmiDionキーボード回路図

CAmiDionキーボード回路図

これをもとにネットリストを作り、さらにフットプリントも4ピン独立のものとして定義してネットリスト上のタクトスイッチと関連付けておき、それをもとにしてPCB(プリント基板)のパターンを作れば、無駄な接続をしないよう自分でコントロールできるようになります。

無駄な接続さえなくせば、自動配線でつなぎ残される可能性がぐんと低くなります。ただ、このような複雑なキーマトリクスだとKiCad内蔵の自動配線で全部配線するのは無理で、FreeRouterというJavaアプリを使ってようやく配線できました。位置や向きなどを調整し、それに基づいて回路図にフィードバックし、またプリントパターンを自動配線で作る、といったことも繰り返しました。その結果できたのがこれです。

CAmiDionキーボードのプリントパターン

CAmiDionキーボードのプリントパターン

タクトスイッチの配線が最小限になっているのがわかります。

これでまたPCB化に一歩近づきました。

あとはほかの部分の回路図との兼ね合いです。
コネクタで分離しているのに電源だけはつないでくれるみたいだったり、まだいろいろと気になるところがあります。今度はこのあたりを改良していきたいですね。