ヨネミン+LED=ジュールシーフ

「楽しい電子楽器 自作のススメ」(米本 実 著)という書籍に「ヨネミン」と名づけられたテルミンっぽい音の出る発振回路の作り方が載っていますが、我が家では手持ちのジャンクパーツで実際にこれを作って音の出る導通テスターとして活用しています(実際、電子楽器CAmiDionを作る過程で配線ミスがないかチェックするときに役立ってます)。

で、この本の著者が来るイベントの開催を前に、この前の水曜の夜、上記の本を引っ張り出し、ヨネミンの回路図を見ていたら…

ふと気づきました。

あ!これってジュールシーフと同じじゃないか!

もしかして、

ヨネミンの トランジスタの コレクタ⇔エミッタ間に白LEDを
(カソードをエミッタにつなぐ向きで) つなげたら光るんじゃね?

…と思ってさっそくやってみたところ、

ヨネミンがジュールシーフに早変わり

ヨネミンがジュールシーフに早変わり

みごとに光りましたっ!!

そうです。ヨネミンとジュールシーフは基本的に同じ回路なのです。
どちらも、コイルの中間タップから電源を加えることで、コレクタ電流の変化を妨げようとするコイルからの電圧を、ベース電流の変化を促進する方向に働かせる正帰還(positive feedback)によって発振させています(より詳しい説明はこちらを参照)。
違いはというと、コイルがトランスに置き換わっていて二次側コイルからオーディオ出力(圧電スピーカなど)を引き出していることと、ベース側の抵抗が可変になっていて発振周波数(音の高さ)が変えられることです。この違いがあっても、ジュールシーフと同様にコイルが昇圧作用を発揮する点は変わらないので、1.5vという低い電源電圧であってもLEDを光らせることができたわけです。

こうして、音が出るだけでなく、光る導通テスターとして使えるようにもなりました。

で、イベント当日、これを著者に見せてきました

ヨネミン改造レポートはいくつかあるようですが、ジュールシーフと同じだからこうすればLED光るだろう、という発想でLEDをつけた例は見当たりませんでした。
たった1個のLEDを追加するだけの極めてシンプルな改造でヨネミンを簡単に光らせることができるのに、なんで誰も今までやってなかったのか不思議…w
音を出すという延長で改造した人が多かったからなのでしょうか…。

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