米本さんの自作楽器「SYSTEM Y」を見に黄金町に行ってきた

話は5年前にさかのぼりますが、
「電気音楽家」として知られる米本さんを最初に見たのは、5年前の「初音ミクのあの楽器」ブームから数ヵ月後の2009年5月のことでした。
ニコニコ技術部の展示があるときいて、片道2時間かけて多摩センターのデジタルハリウッド大学で開催の Make: Tokyo Meeting 3 に行ったそのとき、ニコニコ技術部とは別のブース(教室ではなく体育館)でふと目に付いた「ヨネミン」なる「何これ?テルミンの一種?」と思った楽器を発見。
これを作っていた米本さんのプレゼンがあるということで、僕ははちゅねミクうちわを持ったまま見ていました。当時は、SYSTEM Y というよりは「ヨネミンの人」という認識しかありませんでした。
(というか当時は SYSTEM Y ってまだなかったかも? 書籍「楽しい電子楽器 自作のススメ 」発売後数ヶ月ぐらいしか経っていなかった頃ですし)

やがてニコニコ技術部を通じて自分も Make: Tokyo Meeting に出展するようになり、その後ニコニコ技術部でとりまとめる人がいなくなって個人でCAmiDionを展示するようになったのですが、やはりここでも米本さんが展示していました。そこで当時僕が首から掛けていたCAmiDion1号機を見せてきたら注目され、MIDIインターフェースでケーブル接続して遊ぶことができました。SYSTEM Y を見たのはたぶんこのときが最初だったかと思います。当時は数十個ぐらいの箱が並んでいただけだったと思います(それでもずいぶん多いなーとは思っていましたがw)

そして先日(2014年2月7日)、米本実の「system Y of romance」 @黄金町試聴室その2に行ってきました。金曜だったので本当は仕事帰りに桜木町の仕事場から歩いて、途中の「初音町2-39」というみっくみくな電柱のところを通って行こうかな…
と思ったのですが、急遽次の仕事場のための打ち合わせが行われることになって市営地下鉄ブルーラインで新横浜まで駆けつけ、打ち合わせが終わってからまたブルーラインで戻ることに。戻るといっても桜木町の先、もっと目的地に近い阪東橋(「ばんとうばし」じゃなくて「ばんどうばし」ですよ!)で降りて、そこから試聴室その2へ。19:00をすでに回っていてすでに始まっていました。アクセスルートが急遽変わったため、結局、初音町2-39を通ることはありませんでしたw

これまで SYSTEM Y を見たときは、電子工作やシンセのイベントで展示していたブースに立ち寄ってCAmiDionをつないで少しの間だけ遊ぶ、といった形が多かったのですが、今回は、すでに128個を超えて増殖!!した SYSTEM Y を紹介するイベントということで、じっくりと話を聞くことができました。数が多いので1回では紹介しきれず、前回の続きということでした。合間にデモやったり簡単な紹介で済ませた機器もあったり、それを色々面白おかしく紹介。ジューサーミキサー(音楽イベントなのにそっちのミキサーかよ!ww)や電動ドリルをシーケンサーにつないで楽器にして遊ぶとか、いろいろ面白いデモ(というかパフォーマンスというかプレゼンみたいなの)をやっていました。

途中でMIDI対応機器の紹介があって、僕が持ってきていたCAmiDionをつないでデモに協力してきました。コードボタンを押すとドリルが回り、アルペジエータを動かすとランダムにドリルがうぃーんうぃーんと回るというw

あと先日のブログ記事でもちょこっと書いたのですが「LEDつきジュールシーフ化ヨネミン」も見せてきました。やはりこれはせっかく作ったのだから持って行ってご本人に見せてこなくては!って思ったのでw

会場で僕は3つの CAmiDion を首からぶら下げていました。
できたばかりの新5号機と、新2号機4号機の3つです。イベント終了後もだらだらといてBGMに合わせてコード弾いて遊んでいたら、見に来ていた人も注目してくれてCAmiDionを紹介したり、中には見入っていた人もいたり…
電子音楽という共通項でいろんな人と話ができるのは楽しいですね!

しかも、この試聴室2にはギターアンプも並んでいて、なにやらライブもできるっぽい感じ。京急のガード下なので電車の音もするくらい元々うるさい場所で、さらに大岡川沿いとあって防音性もさほどシビアではなさそうに見えました。そういう意味で音楽ライブに最適な立地だったのでしょう。あと、ボカロセッションでたびたび行ってる新小岩のchippyに比べて収容人数に余裕があるという点で東京と横浜の違いを感じました。
また機会があったら来ようかなと思いました。

19:00~22:00までの3時間、間に10分ほどの休憩があっただけで、SYSTEM Y をじっくり面白おかしく語るこのイベント、時間を忘れて気がついたらワンドリンクという最低条件を満たすビール一杯しか飲んでなかったという…(本当はカレーも食いたかったけど売り切れだったのです…orz)

ということで、23:20くらいまでCAmiDionぶら下げたままみんなとだらだら話をしていて、そのあとまだ飯を食っていなかったことに気づき、関内まで歩く途中の伊勢佐木町で食事できるところを探すことに。都内などと違って関内だと0:30までいても終電大丈夫なので(こんな街は貴重ですよ南横浜の僕にとっては)、余裕を持って探せました。これぐらい夜遅くでも意外と食えるところあります。

で、あとで思ったのですが、
どうせ使わないだろうなーと思いながら部品箱に眠らせてしまいがちな古いパーツも、この SYSTEM Y みたいに楽しめる楽器システムとして生かしてあげないとな…って思いました。
というか、ここまでたくさん作るってすごいですw
眠らせてしまいがちな古い電子ブザーなどのようなジャンクパーツもこうして生かす道があるんだな…ということを改めて思い知らせれた感じです。
世代的にも近いうえに電子工作を始めた時期も僕とほぼ同じくらいのようですし、今後とも注目していきたいと思います。

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