CAmiDion用パネルをレーザー加工サービスに依頼→さっそくネオコイワで披露

電子楽器CAmiDionの基板設計データが実際にプリント基板になったわけですが、ケース加工は相変わらずハンドドリルとアクリルカッターを併用した手加工によるものでした。

手で加工すると、ちょっとしたことでアクリルカッターが脱線したり、ときには割れが生じたりすることも。

そこで、せっかくKiCadで設計したデータがあるのだから、ここからレーザー加工データを作れないものか?と考えました。

KiCadのpcbnewにはSVG(Scalable Vector Graphics)形式で保存(エクスポート)する機能があります。そこで、プリント基板を注文した時点の基板設計データをコピーし、パネルの穴位置合わせに必要な部分だけを残して削除し、その位置に合わせて穴を配置しました。基板と同じグリッドのもとで穴データが作れれば、ずれる心配もありません。この点でパネルの穴設計はSVG編集ソフトよりKiCadのpcbnewのほうが使いやすいです。

必要な穴だけを配置した基板データ(配線のない基板)ができたらSVG形式でエクスポートし、Inkscapeで開いてみます。実はSVGはテキストエディタで開くとXMLの文法に従ったテキストデータになっているので、InkscapeのXMLエディタで開くと、穴データと外形データに分かれていることがわかるでしょう。

ただ、pcbnewで保存したデータでは穴データが二重に入っていることがあるようです。これはInkscapeでレイヤー分けするためにすべての穴を選択してカット&ペーストしようとして発覚しました。レーザーカッターでカットする箇所を示すのが目的なので、穴を埋める必要はなく、穴のふちだけで十分です。

今回はEmerge+に注文しました。
注文方法を読むとわかりますが、外形を青、くりぬき部分を赤で示し、テンプレートに貼り付けてWebアップロードして見積もり、という流れになります。

  • 3/1夜 見積り依頼
  • 3/2  見積りメールが届く
  • 3/3夜 PayPalで支払い
  • 3/4  支払い確認ができた旨を知らせるメールが届く
  • 3/5  加工済みアクリルパネルが届いた(早っ!)

意外に早かった!届いて早速CAmiDionのアクリルパネルを手加工のものからレーザー加工のものに交換。手加工だとネジをしっかりしめたらずれてきつい…なんてこともありますが、レーザー加工のパネルだと精度がよいのでスムーズに穴に入りました。仕事で忙しくて夜遅めに帰ってきたにもかかわらず、届いたパネルがぴったりか確認したかったので、勢いで交換w 結果は良好!

これでSVGデータに問題がないことが確認できたので、さっそくSourceForgeの作業部屋に置きました
基板を買っていただいた方でアクリルパネルをレーザー加工してみたい、3Dプリンターで出力させてみたい、という方がいたらぜひこのSVGデータをダウンロードして活用してください。

で、そのあと3/7にネオコイワセッションがあるということで、ここでさっそく使えるようにちょっと加工。
ふちをやすりで丸めて指が痛くないようにしたり、皿ネジ用のザグリ加工をハンドドリルで行ったり(これだけはレーザー加工できないので)。

ネオコイワは大盛況でした。初音ミクのあの楽器がまたやってきたし!

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