ゲルマラジオでニッポン放送を受信してみた

今日、部屋の整理をしていたら、ゲルマラジオが出てきました。

▼ これです
http://www.yk.rim.or.jp/~kamide/network/radio-desc.jpg
http://www.yk.rim.or.jp/~kamide/network/

僕の電子工作の原点

僕が小6の頃、学研の科学のふろくについていた「ラジオセット」。
1978年4月頃だったと思います。
「えっ、これだけでラジオになるの!?!? すげええええええええ!!!」
って感動し、これがきっかけで中学生の頃から電子工作にはまり、親父に秋葉原に連れて行ってもらいました。僕の電子工作の歴史はここから始まったわけです。
同じくらいの頃、秋葉原よりも自宅に近い横浜エジソンプラザができたことで、部品の入手性によって両者を使い分けるという電子工作ライフが始まったわけです。

このゲルマラジオの方式

今日出てきたゲルマラジオは、ダストコア(圧粉鉄心)に厚紙を巻いてエナメル線を巻き、ダストコアを出し入れすることでインダクタンスを調整して選局する方式のものです。μ(ミュー)同調型と呼ばれる方式で、学研のふろくもこの方式でした。これならポリバリコンが不要になり、追加部品が120pFのコンデンサ、ゲルマニウムダイオード、クリスタルイヤホンだけという、極めてシンプルな構成でラジオが作れます。

その代わり、数m程度のアンテナ線を外に張り、アース線もきちんと確保しなければなりません。アンテナ線についてはシャンテック電子のこちらのページに詳しく書かれていますが、我が家でやってみたらACケーブルに線を巻き付けたりカーテンレールを使う方法では受信できず、ベランダに数mの電線を張る方法でやっと受信できました。
アース端子はコンセントの近くに出ているアース端子を活用しました。

やってみたら、ニッポン放送が受信できました!

我が家の近辺でニッポン放送がよく入る理由

横浜港南台周辺の我が家からは、なぜかニッポン放送(1242kHz・コールサインJOLF)だけがとてもよく入ります。かつてあった洋光台の実家にいた頃も同様です。というわけで親が聞いていたのはだいたいニッポン放送でした。
これに対し文化放送とかTBSは入りが悪いためかあまり聴くことはありませんでした。

なぜなのだろう?と長年思っていて、今日になってやっと気づいたのですが、
Wikipedia「在京AMラジオ局送信所」のページを見ると、文化放送やTBSは送信所が埼玉県なのに対し、ニッポン放送は千葉県木更津市にある小櫃川下流の開けたところ(JR久留里線・東清川駅の北側)にあるのですね。
この送信所は1971年6月から使われているようですが、これ、僕が立川から洋光台(かつての実家)に引っ越してくる直前くらいの頃です(当時まだ4歳w)。

ニッポン放送の送信所から小櫃川を木更津まで下り、その延長線上をたどっていくと、東京湾の対岸、JR京浜東北・根岸線の新杉田駅付近にたどり着き、さらにたどっていくと洋光台や港南台があります。

そうか!だからこの近辺でニッポン放送がよく入るのか!
40年来の疑問が解決して、すごい納得した!!
ネットの力ってすげー!

これに対し文化放送やTBSは、送信所から直線距離が少し遠いうえに陸上を伝播してくることもあって、海上を伝播するニッポン放送に比べて受信しづらいです。

というわけで、横浜南部でゲルマラジオでの受信を試すなら1242kHzに合わせてニッポン放送を受信してみるのが手っ取り早いです。

PCに接続して作業用BGMとしても

ところで、中学生の頃はクリスタルイヤホンで主に寝る前に寝床で聞いていることが多かったのですが、あの頃と違って今は普通にPCがあり、LINE IN を備えたアンプも普通に手元にあり、PCを使っているときはいつでも稼働中なわけです。さらにはニコ生セッション♪のために買ったオーディオインターフェースCI1も使っていたりします。

そこで、試しにこのCI1のCAmiDionをつないでいたところを、ゲルマラジオのクリスタルイヤホン端子と接続し、CI1のほうはHI-Zに設定してみました。すると…

おぉ!ゲルマラジオで受信したニッポン放送が
PCのスピーカーで聞けるではないですか!!
これはいいねww

このスタイルで作業用BGMとしてゲルマラジオを活用できそうです。
かつて母親が刺繍のときの作業用BGMとしてニッポン放送をよく聞いていたのと同じように。

まさに温故知新な出来事でありました。

…翌々夜、イヤホンの線が切れたのでいったん外す。
このほうが邪魔にならなくていいねw

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